【学会報告】第67回日本糖尿病学会年次学術集会(2024年5月17日~19日)
【学会参加報告】
風薫る心地よい季節になりましたがいかがお過ごしでしょうか。
今年も東京フォーラムにおいて開催された第67回日本糖尿病学会年次学術集会に参加してきました。
今回のテーマは「『糖尿病』のない世界を目指して~糖尿病学の挑戦~」というものでした。「糖尿病」という疾患が持つ負のイメージを社会からも糖尿病をもつ人からもなくすことを目標に様々な工夫を凝らした学会となっていました。特に初めての試みである会長特別企画「糖尿病とともに生活する人々の声をきく」は糖尿病をもつ人の生の声をきくことのできる大変印象に残った企画でした。
本学会において当院からは下記の3演題を発表してまいりました。
Ⅱ-97-2(口演97「糖尿病療養指導:チーム医療」)
河原田のぞみ, ほか.「当院に通院する高齢者糖尿病のQOLについて」
Ⅲ-155-3(口演155「糖尿病療養指導:患者心理・自己管理4」)
濱田彩子, ほか.「2型糖尿病における肥満症の存在がQOLに及ぼす影響について」
P-62-3(ポスター62「2型糖尿病:治療7」)
眞鍋健一, ほか.「2年使用例におけるFRC(Fixed-ratio combination)インスリングラルギン/リキシセナチド配合中の有用性の検討」
アンケート調査にご協力いただいた通院中の患者様をはじめとして、ご協力していただいた皆様には大変感謝しています。
当院は学術活動を通じてみずからの「診療の質」向上を目指すとともに地域の糖尿病診療の発展に尽くしてまいります。
引き続き宜しくお願い致します。